当院では主に「炭酸ガスレーザー」を照射して、皮膚に含まれる水分とともにほくろの組織を蒸発させて取り除くという方法での治療を行っております。
さらに、大きさや形状により「QスイッチYAGレーザー」でホクロの色素を取り除くなど、複数のレーザーを併用し、丁寧に取り除いていきます。
レーザーでの治療は細胞のあるところまで蒸散(削り取る)させる治療のため、真皮が残ります。
皮膚成分が残っていることで、結果的にきれいに治るのです。
皮膚に負担がかかることなく、跡はほとんど残りませんのでご安心ください。
ホクロの除去は、そのもとである母斑細胞を完全に取りきることが必要となります。
特に顔のほくろは、できるだけ傷を残さないために必要最小限の範囲だけを除去することが重要です。
完全に母斑細胞を除去し、傷をできるだけ残さないためには、皮膚に含まれる水分とともにホクロの組織を蒸発させることができる炭酸ガスレーザーが効果的です。
炭酸ガスレーザーは、ピンポイントで深く母斑細胞を除去することができるため、ホクロの除去に適しています。
また、このレーザーは水分に吸収されやすいという特徴があるので、短い照射では皮膚の表面で吸収されて深く入ることがなく、傷になりにくい点が特徴として挙げられます。
大きいホクロや根の深いほくろの場合は、一度に取ってしまうと皮膚に負担がかかりすぎて、凹みが残る場合があります。
それを考慮し当院での治療は、無理なく2~3回に分けて治療を行い徐々にホクロを縮めて取り除きます。
レーザーでホクロがとれるメカニズム
1.ホクロに、レーザー光線を照射します。
2.ホクロの組織内の水分が、レーザー光を吸収して膨張します。
このときホクロの周囲の血管が、凝固作用で一瞬のうちに固まるため、出血はありません。
3.膨張したホクロの細胞は、内圧によって一瞬のうちに蒸散します。
4.ホクロの深部に色素細胞が残っていれば、完全に色素がなくなるまで複数回照射します。
治療例1
ホクロ除去前(左)と除去後(右)の画像です。
数回のレーザー照射によって蒸散した症例です。
治療例2
レーザー照射での症例です。
一つひとつのホクロに対し、時間をかけ数回のレーザー照射を重ねることで治療前とは歴膳とした結果となりました。
紫外線から守る
ホクロは、紫外線を浴びるだけで刺激になります。
身体にあるホクロについても、腕や首筋など肌が露出されている部分へしっかりと日焼け止めを塗って予防してください。
刺激を与えない
気になってつい触ってしまったり、自分で取り除こうとして刺激を与えないようにしてください。刺激を与えることによって、ホクロが大きくなったり、悪性化してしまう可能性もあります。
●治療後に、再びほくろの組織が黒く出てくることがあります。
●麻酔を施す場合、注射針によって内出血が起きることがあります。
自由通り皮ふ科
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